歴史的検討方法について一言

国家が常に機能するには、裁く・学ぶ・直す・祈ることが大切であると言われており、その4つは裁判・学問・医療・宗教であり、全てが日本の平和惚けのため疲弊していると言われる。

その原因追及がなされぬまま改善方法が示せていない。
国民の多くが他人事と思っている。
今日の明日の自分のメシが食えればいいし、そんな弱者が自分だけが強者になりたいと思い行動するだけで、弱者批判こそすれ、弱者同志が助け合うことはない、目糞鼻糞を笑う状況になっている。

強者(金持ち)になるために学び努力するだけの寂しい状況に陥っているのに、全く自己覚知(ヘーゲルの自己意識論)の努力もしない。
というより、その方法を知らないし経験したこともない。
日本人は経済的貧困に耐えることはできるも精神的貧困に耐えることは出来ないと批判される。

江戸時代の寺子屋、緒方洪庵の適塾の教育はどうだったであろう。
人の幸せを自分の幸せの中に取り込んで清々しく生きていける日本人となるにはどうすべきか。

それには英国留学生として国の殖産興業をもたらした五代達19名の薩摩武士の足跡を辿ってみてほしい。