久保田彌一郎氏に続き、H30.4.19 五代塾の小久保芳典氏を失った。
今回の五代友厚の映画創りは小久保氏に依頼されたのが契機である。
そして同氏からの
「先人五代友厚の英知と体験的理解として学び、後人に伝えたい。」
という事から五代友厚プロジェクトが始動した。
本日、12 時半から小久保氏の葬儀が大阪市北斎場で行われた。
五代プロジェクトのメンバーの内、五代塾のメンバーが葬儀を主宰し、五代プロジェクトの若者が参加した。
皆、自分が死んだ様な顔としていた。
人は自分の死を悲しむことは出来ない。
五代プロジェクトの若者らは、小久保氏の名前にいちき串木野市へのふるさと納税手続きを行った。
葬儀を執り行う動物は人間だけである。
「人間は死者とコミュニケーションが出来る」という信憑そして先人の英知を理解し学ぶという信頼関係を結ばない社会集団は存在しないと言われている。
喪の儀礼とは焼香の順番とか、戒名の値段とかでは無い。
喪の儀礼とは、先人の英知を体得する糸口に神の力を借りて立つことである。
そして死者(五代友厚)について、その誕生前から死に至るまで友厚の無意識の中にまで入り込んで、友厚が継承した先人の英知と、その上で目標といた行為規範を我々がまた敬承し、そして、それらを敬承することが必須である。
何故なら、そういう英知の継承の無かった人類の集団や国家は瞬く間に消滅しているものであることを、歴史が証明しているからである。
歴史だけでなく聖書もその継承を乱打しているのである。
H30.4.23
廣田稔