ふるさと納税は地域創生のために

ふるさと納税は地域創生のために

地域創生、いちき串木野市の創生とは、他市町との差別化を図り、市だけが儲かり繁栄することではない。
あくまでも、人類の共生という目的に続く必要がある。

政治経済ひいては科学の目的は、人類の共生、紛争の平和的解決という普遍性を希求するものでなければならない。

いちき串木野市は1865年、その近代における科学的普遍性を学ぶために、五代友厚をリーダーにした薩摩藩遣英使節団を本港から送り出した。それから百数十年の時を経て、2014年にその記念館を創設した。

この度、五代友厚プロジェクトが立ち上がり、五代友厚の歴史的検討を通じて普遍的な人間や国家の行動指針を希求する映画創りが始まっており、今年8月頃にクランクインする。

いちき串木野市も、我が町の当時の藤崎家・川口家を筆頭に使節団を応援した他社貢献の歩みを今一度追体験するために、ふるさと納税資金を活用して同映画製作資金を募り、映画創りという文化創造に寄与することにした。

同活動を通じて、更なる地域活性化に参画し、人類の共生に寄与しながら楽しい時間を送りたい。

廣田稔
平成30年5月7日