映画報告会の報告

映画報告会の報告

平成30年6月3日、大阪証券取引所の会議室で田中光敏監督を迎えて、五代友厚プロジェクトで映画の報告会を開催した。

田中監督に映画をつくる苦労と楽しみについて語ってもらった後、横倉廉幸府議会議員、岸本政夫大阪天満宮禰宜、田中光敏監督をパネラーに鹿児島大学の石原田秀一をコーディネーターとして「五代友厚が今生きていたら、これからの大阪、日本の指針についてどう言われるか?」について会場の人達とフリートーキングを行った。

監督は、歴史検証にあたっては表舞台の人だけでなく民(弱者)をみよ、困っている人がいたらまず手助けせよと言われた。

我々は、自己責任とか自立、自己決定という言葉を使い、それを言い訳にし他人の困り事については関わろうとしていない。
自分にない個性と自分の言葉で作り上げようとするが、自分の個性とは自己の行動に発し、それに対して本来他者から付与されるものである。
行動による相互依存的対応が集まって初めて人間の集団(国家集落)が成立するものである。
現代において国民国家は、いうなれば「不愉快な他者」でも隣人として受け容れるという悲痛な決断の上にしか成立しない。(内田樹「大人のいない国」59Pから)

神が人間を助けるのではない。
神は人間が一生かかって人間の倫理性を追求するプロセス、それが美しい人生であると示しているのである。
人生は、そのことの発見の旅でもある。
それを発見してこそ、初めて死と対置できる。

とにかく久しぶりに楽しい集まりであった。
こんな集まりは何回も開きたい。

(後刻談)同日楽しい話合いになったのは、当職の話す時間が短かったからとのこと…。

廣田 稔

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